2007年6月8日(金) バレッタ〜ゴゾ 快晴

08:30 昨晩は遅かったがなんとか起床。

09:00 ホテルで朝食。正直あまりおいしくない。ジュースもうすいし、コーヒーはまずい。普通なら感じないだろうがシチリアでハードルが上がってしまった。

10:00テルチェックアウト。ホテル近所の代理店でツアーを探すも明日明後日は週末のためツアーはないという。荷物を預けバスでバレッタへ向かう。バスは懐かしい感じがするおんぼろさ。

10:30 バレッタ到着。シティゲートを通過。バレッタInformationでツアーについて聞くも代理店へ行ってくれとのこと。近くの代理店へ行くもやはり休日ツアーは催行されないらしい。明日明後日は自力でまわるしかなさそうだ。気を取り直して長年あこがれ続けた騎士団の町、難攻不落のバレッタ旧市街に足を踏み入れる。まずはアッパー・バラッカ・ガーデンへ。旧市街の町並みや対岸のスリーシティーズが一望できこれまた絶景。

11:15 リパブリック通りに戻る。原宿並の人ごみ。赤の電話ボックスが懐かしいらしく写真を撮る人が多い。しばらく歩いて聖ヨハネ大聖堂へ入る(2.5LM)。オーディオガイドを借りるも説明が長すぎてうざくなり途中から聞かなくなる。それにしても金きらの天井、床一面の墓標、展示された巨大なタペストリ、カラバッジョの絵画に圧倒される。聖堂のなかもかなりの人ごみ。




12:00 騎士団長の宮殿へ入る(2LM)。宮崎アニメに出てきそうな鉄甲冑が並ぶ廊下など見ごたえあり。武器庫へは入らず。

12:40 街の端のエルモ砦付近を経由してロウア・バラッカ・ガーデンへ。エルモ砦からロウア・ガーデンまでの道から見えるハーバーもいい眺め。ロウア・ガーデンからの眺めもアッパー・ガーデンほどではないがなかなかのもん。

13:00 シティゲート近くのInformationでバスマップを入手。これからのプランを練る。ランチはリパブリック通りから横道に入った「ココパッツォ」へ。なかなかラブリーな店内。サーモンとホワイトクリームのパスタをオーダー。量が多めで少し残してしまう。味はかなりいいレベルだと思うがどうしてもシチリアと比較してしまう自分が悲しい。総合的にバレッタ旧市街で十分おすすめできるのは確か。

14:30 旧市街からバスでホテルへ一旦戻り荷物を受け取り、645番バスでマルタ島西北部のチェルケウア港へ向かう(0.5LM)。

15:40 一時間弱で港に到着。なんとなくゴゾ島行きフェリーに向かう人が急ぎ足のようなので荷物をひきずりながら急ぎ気味でフェリーに向かう。しばらくしてフェリー出発(往復2LM)。

16:10 フェリーがゴゾ島東部のイムジャール港に到着。タクシーで今回の旅で最もゴージャスなホテル・タ・チェンチへ向かう(7LM)。タクシーは30年前のダットサン・セダン。クーラーもなくぼろぼろの車内だがまだ現役はすごい。ドライバーも車をこよなく愛しているよう。

16:30 ホテル「タ・チェンチ」へチェックイン。マルタ・ストーンで立てられたコテージ風の独立した部屋で想像以上にゴージャス。フロントで翌日のゴゾ島ツアーを確認するも休日のためやはり無し。タクシーだと25LMでいろんなところを回ってくれるらしいが高すぎと判断。

17:00 ホテルのプールサイドでまったりと読書をする。心なしか肥料のにおいが漂っているがしばらくすると感じなくなっている。慣れたか。。。自分以外はみんな欧米の金持ちそうな夫婦ばかり。この旅で初めてのゆるりとした時間。即眠ってしまい本は数ページしか進まず。部屋に戻るもカード式のキーがうまく作動せずフロントでカードを取り替える。

19:00 部屋で昔のMTVを流すケーブルテレビチャネルをまったり見る。少し日焼けしたためか体がだるい。

20:30 ホテルのレストランでディナー。昼間チェックインのときに横を通ったら、いまいちそうな雰囲気だったがセットアップされると相当いい雰囲気である。プリフィックスのコースをオーダー。リゾットとビーフステーキをオーダー。マルタワインも合わせて。雰囲気、サービスも一流を感じる。リゾットは美味。ビーフは普通の味。デザートは好きなだけということで三種類も欲張って食べきれずかなり後悔。

24:00 バスタブ・シャワーのお湯がうすい茶色がかっておりテンション下がるが、なんとかがまんして切り抜ける。ベットの寝ここちは抜群で即就寝。移動ばかりの忙しい旅の疲れが少しとれた気がする。