2006年4月1日 ハノイ二日目(旅行最終日)
最終日である。がんばって7:00過ぎに起床。荷造りして7:45頃チェックアウト。タクシーで早速ホーチミン廟へ向かう。入口付近ではすでに行列が出来ている。荷物をクロークに預け列に並んでいると大きめのビデオルームで映像を見せられるがベトナム語オンリーで全く意味不明。さらにカメラまで強制的に預けさせられる。しばらく待ってやっと入場。愛地球博の冷凍マンモス状態で一瞬で終わる。感想は、、、その後、ホーチミンの生家、ホーチミン博物館をまわる。
そろそろおなかもすいてきたのでタクシーでハンザ市場付近へ向かう。ハンザ市場へは入らずに目指すはBun Chaで有名な「ダックキム(Dac Kim)」というお店。歩き方の地図ではいまいち場所がわからず、通りの住所から探し当てる。店の入口付近では揚げ春巻きがじゃんじゅん揚げられている。二階席でBun Cha Gioという、汁なしブンに揚げ春巻きをトッピングする名物をオーダー。さすが”売り”だけあって結構うまい。しかも安い。お世辞にも清潔とはいえないが味がある店である。
徒歩でホアンキム湖畔へ向かい、ベンチで行動計画を練る。まずは旧市街方面を一周することにする。旧市街はなかなかおもしろい。通りのエリア毎に同じジャンルの商品を扱う店が複数存在していている。祭り道具、仏壇道具、フルーツ、お菓子、おもちゃなどなど。その中を、野菜や生活用品で満載のはかりを両肩に背負ったたくましいベトナム人女性が闊歩していく。その隙間をぬうようにスクーターが駆け抜けていく。決しておしゃれでも優雅でもないが、活気あふれる雰囲気が何ともいえないがいい!途中肉まん風のパイン・パオ、フルーツ練乳かけを食べながらいろんなお店を冷やかす。再びホアンキム湖畔に戻り、湖が一望できるビル3FのHighland Coffeeにてしばし休憩。夕方に向けての行動プランを練る。
その後、大教会に寄り、スーパーマーケットでお土産を購入し、疲れきった足にむちを打ちながらホイアン収容所跡へ徒歩で向かう。ホイアン収容所は監獄やギロチンが並ぶ。しかしすぐ横には超高層ビルが立ち並ぶ。この不思議なコントラストが急激に成長する都市の姿なのか。
がんばって歩いて昨日の旅行会社で安全なマッサージ屋を紹介してもらう。ホアビン・ホテル横のQIマッサージがいいそうだ。お勧めのスウェーデン式マッサージ60分をお願いする(40ドルほど)。マッサージ前にシャワーを浴びれるのがいい。深夜便で帰ることの多いベトナム滞在の最終日にマッサージで一日の汗を流すのはいい流れかも。マッサージは快適すぎて何度も意識を失う。昨日まで何回かうけたマッサージが子供だましに思えるほどレベルの違いを感じる技術。しかもチップは決してうけとらない姿勢にも好感。
夕食は昨日夜道散策で発見したイイ感じのレストラン「Wild Rice」へ。生春巻き、カレーを食す。雰囲気は相当いい感じだが味は普通。13ドル。これなら昨日の「クアンコムフォー」のほうをお勧めする。
タクシーでホテルへ戻り荷物を受け取り送迎のバスで空港へ向かう。帰りの機内もがらがらでゆっくり過ごす。ハノイ便は4時間ほどで成田到着。かなり充実した旅程だった。